コロカ事業
宮城県松島 「松島蒲鉾本舗」を訪ねる
- 店舗レポート
熟練の職人がなせる一品・お豆腐揚蒲鉾「むう」
お豆腐揚蒲鉾「むう」は、フランス語の「やわらかい:mou」から名付けられたそうです。大豆の旨みに加え、ヘルシーな紅花油で揚げた「ふぁ~とした優しい食感」が口の中で広がる松島蒲鉾本舗の人気商品です。
今回は、本塩釜駅近くにある製造工場にお邪魔させていただき、むうの製造工程を見学させていただきました。
・むうの製造方法
1.すり身をカッターで切り、調味料・水・大豆と混ぜ合わせ、クリーム状のやわらかい生地が出来上がる
2.フィルムにつつみ、丸い筒状に成形する
3.一晩、3~4℃の冷蔵庫に寝かせ、翌日、約85℃のスチーム加熱した後に急速冷却させ、その後60℃のお湯で10分ほど湯煎する
4.出荷時の形に切断し、約170℃で揚げ、冷やす
以上の製造工程を見学させていただく中で、非常に感銘を受けたお話がありました。
「レシピはあっても、季節によっての原材料により味が微妙に変わってくる。一年を通して、同じ味の蒲鉾を作り続けるためには、その微妙な味の違いに気付き、調整することが必要不可欠です。」とのこと。職人の技術と品質に対する意識の高さが垣間見えました。
また、包装される工程を拝見し、品質管理も徹底されている現場も拝見いたしました。