株式会社コロプラ(代表取締役:馬場功淳、以下「コロプラ」)は、11日から位置ゲー特化型プラットフォーム「コロプラ+」(コロプラプラス)を提供いたします。
米国等では最近になって位置情報連動のサービスが流行し始めていますが、日本では位置ゲーというスタイルで5年以上も前から多くのユーザーに親しまれております。ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」(愛称 コロプラ)だけでユーザー数は150万人(2010年11月10日現在)にのぼります。コロプラは、位置ゲー市場を牽引する企業として、コロプラ以外の企業が提供する位置ゲーやサービスも含めた位置ゲー特化型プラットフォーム「コロプラ+」を運営することにより、位置情報を使ったさまざまな楽しさや利便性を提供し、位置ゲー市場を拡大するとともに、移動や旅の促進と地域の活性化に貢献してまいります。
「コロプラ+」は11日から、au、docomo、Softbankの携帯で提供されます。特に、auユーザーに対しては、同日から「au one コロプラ+」としてKDDIと共同で提供します。Android™搭載スマートフォンや iPhone には、11月下旬をめどに対応する予定です。
同プラットフォームは、位置ゲーならびに位置情報連動サービスに特化したプラットフォームとしては日本初であり、ゲームに限らず、位置情報を活用するすべてのサービスや機能が搭載される可能性を有しています。同プラットフォームには、コロプラが持つ長年の位置情報管理のノウハウと技術が惜しみなく投入されています。そのため、位置情報連動アプリケーション等提供企業(Location-based Application Provider、以下「LAP」)各社は、簡単かつ短期間に位置情報連動のゲームやサービスを開発することができ、ユーザーは、位置情報の複数アプリへの同時送信機能(本人の同意による)や移動ログの一括管理ができるライフログ的機能など、様々な機能を活用することができます。
同プラットフォームでは、11日からコロプラが運営する3つのゲームが提供され、2011年初頭よりLAP各社から位置ゲーや位置情報連動アプリが順次提供される予定です。現時点では、15社が既にLAPとして参画を決めており、ゲームという"バーチャル"な領域のほか、コロプラが送客実績を持つ"リアル"な領域との連動も予定されています。
コロプラは、位置ゲー特化型プラットフォームの提供を通じて、これからも皆さまの移動や旅を促進し、地域を元気に、日本を楽しくする一助となれればと考えています。
※ 「位置ゲー」は、コロプラの登録商標です。
「コロプラ+」サービスロゴ
「コロプラ+」アクセス概要
- 対応キャリア
- au、docomo、Softbank(各社スマートフォンは11月下旬以降に対応予定)
- URL
- -
- 料金
- 登録料・月額利用料 無料(一部、有料アイテムがあります)
位置ゲー特化型プラットフォーム「コロプラ+」 今後のスケジュール(予定)
- 本日
- 発表。
- 11月11日
- 1(いち)が並ぶ、位置ゲーの日とも言える日。
午前11時にサービス開始。搭載アプリはコロプラ運営の3アプリケーション。 - 11月下旬
- 各社のAndroid™搭載スマートフォンやiPhoneの対応を開始。
- 2011年1月以降
- 各社の位置ゲーや位置情報連動サービス等の提供開始。
LAP(Location-based Application Provider) 予定企業 一覧
※ ゲームの提供、リアル事業との連動など、協業の形はさまざまです。
※ 2010年11月10日現在の予定企業です。今後追加される可能性がございます。
サービスイメージ
「コロプラ+」7つの特徴
1.位置ゲー特化型オープンプラットフォーム
汎用的なゲームプラットフォームと異なり、位置情報を活用するゲームやアプリケーションに特化したプラットフォームです。
2.位置情報のマルチキャスト「まとめて位置登録」
送信先となるアプリケーションをユーザーが任意で選ぶことにより、一度にまとめて複数の位置情報を登録することができる機能です。位置ゲーに興味があるユーザーが集まるプラットフォームにおいて位置情報の送信時に情報を送る先のアプリを指定するため、アプリ側としても大勢のユーザーに訴求する機会が増えるというメリットがあります。
3.位置情報不正登録防止技術を含めた、位置ゲー開発の技術をAPI等で提供
5年以上にわたる位置ゲー運営経験を持つコロプラの位置情報管理のノウハウと特許申請済みの技術をAPI(注1)やSDK(注2)として提供します。提供されるAPIを活用すれば、位置ゲーを初めて開発する企業でも短期間でアプリケーションをリリースすることができます。
(注1)Application Programming Interface の略。プラットフォーム向けのソフトウェアを開発する際に使用できる命令や関数を総称したもの。
(注2) Software Development Kit の略。ソフトウェア開発者向けに用意される、開発ツールやヘッダ、ライブラリ、サンプルプログラム、サンプルデータ、ドキュメントなどを総称したもの。
4.ゲーム連動のツイッターやライフログなど多様な機能を提供
コロプラが開発した位置情報連動型の Twitter クライアント「コロツイ」や、移動ログを一括管理するライフログ等、位置ゲー特化型プラットフォームならではの多様な機能がプラットフォームの基本機能として提供されます。
5.移動を楽しむ150万人が集まるプラットフォーム
20~40代を中心とした、移動とゲームを楽しむ150万人のコロプラユーザーが集まるプラットフォームです。コロプラを核として、多様なゲームやサービスを擁するプラットフォームへと拡大していくことが期待されます。
6.質を重視したコンテンツ誘致により強固な集客導線を実現
提供されるゲーム等、アプリケーションを厳選することでユーザーの高い満足度を維持し、強固な集客導線を実現します。
7.旅行等、幅広い事業者と連動した多様なビジネスモデルの提供
アイテム課金等のほか、旅行業をはじめとした幅広い事業者と連携し、その場所でしか手に入らないプレミアムアイテムやイベントの企画、位置情報と連動する広告の掲載等、アプリケーションを提供する企業にさまざまな収益手段を提供します。
※ 決済やその他機能の利用手数料等の条件については、個別の企業様向けに開示させていただきます。
詳しくは、http://pl.colopl.jp/pc/lap.htmlをご参照ください。
「コロプラ+」 当初搭載アプリ 概要
1.コロニーな生活☆PLUS
150万人が遊ぶ、ケータイの位置情報を利用した新感覚携帯コミュニケーションゲームです。
現実世界での移動距離に応じてもらえる「プラ」と呼ばれる仮想通貨で携帯画面の中のコロニー(自分の街)を育てていくゲームです。
コロニーを育てるほか、ご近所コロニーとのコミュニケーションや全国各地に設定されたその場所でしかゲットできないバーチャルなお土産アイテムのコレクションなど、様々な楽しみ方があります。
2.キャリー・ストーリー
~はこぶ、つながる、物語~
不思議なしおりを本にはさんで、どこか懐かしい物語の世界へ――現実の移動が物語の中で起きる冒険とリンクする、そんなゲームです。
どこか懐かしい物語の世界に飛び込んだユーザーは、そこで登場するキャラクターと共に、物語をハッピーエンドに導いていきます。
キャラクターは、現実の日本における各地域へと運ばれたり他のユーザーに運んでもらったりすることで、強いキャラクターへと育っていきます。
3.コロパズ ~コロミンさんとパズルなセイカツ~
コロプラが贈る癒し系位置ゲーパズルです。
ユーザーが位置情報を送信するたびに、その場所に応じたパズルのピースを拾い、現実世界における移動でさまざまなパズルを完成させていくゲームです。
ピースの位置は東西南北や距離と連動しているため、意図的に拾いに行くこともでき、拾うタイミングによってはボーナスポイントも狙えます。
※ 画面は開発中の画面であり、変更になることがあります。