位置情報ビッグデータを活用した商圏分析レポートの提供を開始 ～地域経済活性化への貢献を目的に、商業施設などのエリアマーケティングを支援～

株式会社コロプラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長: 馬場 功淳、以下コロプラ)は2014年9月29日より、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司、以下KDDI) の提供する位置情報ビッグデータ（以下、「位置情報データ」）（注1）を活用し、新たに商圏分析レポートの提供を開始します。

これまで両社は観光動態調査レポートの提供（注2）を通じ、地方自治体や観光協会などの観光振興に向けた取り組みを支援してまいりました。
今回の商圏分析レポートは観光動態調査レポートの内容に加え、店舗への来訪頻度などの分析項目を組み合わせることにより、個別店舗への集客実態把握が可能となります。さらに、自社店舗への来訪頻度だけでなく、店舗周辺エリアの動態比較分析により、これまで取得が困難であった競合店への来店状況分析も可能となり、位置情報データによるエリアマーケティングの導入を希望する自治体や民間企業の出店計画や商品開発、集客施策の策定を支援していきます。

コロプラおよびKDDIは、今後も個人のプライバシーに配慮した位置情報データ活用を通じ、日本全国における商業施設の誘致計画などによる地域経済の活性化に貢献してまいります。

（注1）位置情報ビッグデータとは、KDDIがauスマートフォンユーザーから同意の上取得し、誰の情報であるかわからない形式に加工した位置情報データおよび属性情報（性別・年齢層）のことです。データの加工方法の詳細は別紙をご確認下さい。

（注2）KDDI、コロプラは位置情報データ活用分野で連携し、2013年7月18日より、観光動態調査レポートに関する実証実験、2013年10月29日より観光動態調査レポートの有償提供を経て、地方自治体や観光協会などの観光振興等に向けた取り組みを支援してまいりました。観光動態調査レポートは、これまで岐阜県飛騨市、奈良県、石川県加賀市など、多くの自治体に採用され、観光振興計画の策定や各種施策の企画立案等に活用されています。
観光動態調査レポートについては、以下URLで公開しています。
ＵＲＬ：http://www.colopl.co.jp/location_analysis/