車いすバスケットボール
赤石竜我
Ryuga Akaishi
プロフィール
生年月日 | 2000年9月11日 |
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出身地 | 埼玉県さいたま市 |
コロプラ入社 | 2023年4月 |
所属団体 | 一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟 |
所属クラブチーム | 川崎WSC/ケルン99ers |
赤石竜我は5歳のとき、「ホプキンス症候群」により脊椎を損傷、下半身不随となる。
車いすでの生活を送るなか、小学生の頃にリハビリを担当していた理学療法士から車いすバスケットボールを紹介される。そのとき練習に顔を出したのが、後に10年所属する埼玉ライオンズだった。
中学に入ると、身近な人たちのバスケ熱に影響されてバスケットボールへの興味が再燃。埼玉ライオンズの練習に参加し、後に正式加入することになる。
高校に上がる頃、強豪チームである埼玉ライオンズで試合に出られない日々が続き、同世代の選手たちが活躍するなかで自信を失った赤石は自暴自棄になり、父親と衝突することもあった。一時は車いすバスケをやめることさえ考えていたが、ここでやめれば後悔すると思い一年だけ全力で頑張ろうと心に決めた。
転機になったのは、2017年のU23世界選手権アジアオセアニア予選。赤石にとって初の国際大会となるその大会で周囲から高く評価され、自身も手応えを感じたという。それをターニングポイントとして、守備の要としてチームになくてはならない選手にまで成長する。
「有言実行」を座右の銘とする赤石は、競技を始めたときから目標として「東京パラリンピックに出場する」「メダルを獲る」と公言してきた。競技と出会った頃に開催が決定し、目標としてきたのが東京2020パラリンピック。悲願だった大会出場を果たし、車いすバスケットボール男子で史上初の銀メダル獲得する。
現在は埼玉ライオンズを離れ、川崎WSCへ移籍。同時にドイツ ブンデスリーガ「ケルン99ers」にも加入して、新たな挑戦を続けている。
戦績
2021
東京2020パラリンピック競技大会
銀メダル獲得(日本代表)
2022
2021 IWBF 男子U23車いすバスケットボール世界選手権大会
金メダル獲得(日本代表)
2023
TOYOTA U25 日本車いすバスケットボール選手権大会 2022
優勝 MVP獲得(関東ブロック選抜)
天皇杯 第48回日本車いすバスケットボール選手権大会
3位(埼玉ライオンズ)
TOYOTA U25 日本車いすバスケットボール選手権大会 2023
優勝 MVP獲得(関東ブロック選抜)
天皇杯 第49回日本車いすバスケットボール選手権大会 東日本第2次予選会
優勝(埼玉ライオンズ)
杭州2022アジアパラ競技大会
金メダル獲得(日本代表)
2024
天皇杯 第49回日本車いすバスケットボール選手権大会
準優勝(埼玉ライオンズ)
TOYOTA U25 日本車いすバスケットボール選手権大会 2024
優勝 MVP獲得(関東ブロック選抜)